May 2010 Archives
骨子、五三一
DATE:May 31, 2010 4:04 AM
〇五月三十一日
MONDAY
暁モーニング

おはようございます
本日は、五月の末日531ですね。
だから折角だからスペシャルなことをBlog で。と思い、パソコンに溜まっているファイル ( デビューから現在までのさまざまな映像は、レコーディング〜ライブほか、私物カメラで撮ったもの ) を披露しようかと着手始めたのですけれど、これ総理大臣の言い訳ほどに量がとにかく多く、ごめんね、本日には間に合いませんでした。なので、これから日をかけて少しずつ簡単にでも編集をし、ちょっとずつアップしようかと思っています由、もしそれを見たいと慾する方は少し待っていてくださいね
一先ず
いまのわたしがいま作っているものを、さまざまな形でみなさまに届けられる様、難しい時代ですが、それを続けるに一切わたしの情熱は変わってはいないという報告を、ここに残しておきます。
そして
あなたもどうか、
つつがなくお元気でいてください
まだまだ、わたし達は
共存をしていましょうね

嶋野百恵



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少女 BRUTUS
DATE:May 29, 2010 2:11 AM
〇五月
二十八日
盆地 金曜

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いま売りのBRUTUSが、いま売りの玉置浩二さんぐらいステキだよ
川勝さんの記事と、ライムスのシローくんのと松尾スズキさんのがステキだよ
かつて少女だったころのわたしの、あのムダで鬱陶しい甘皮を剥き剥きにしてくださった正真正銘のMr. 殿方のこの健在。
まだまだ世は健全なり
寒天芋
DATE:May 27, 2010 12:48 AM
〇五月
二十六日
Wednesday


ちかくの商店に、安納芋の寒天ゼリイという挑発的なお菓子が売ってあったので、勇んで購買。
BONちゃんの分も購買。
それを部屋にもどって、ふたりで食す。と、
落ち葉に蜂蜜をまぶして蒸し焼きにしたものを、溶かして真水で薄めて固めたような味がした。口にあわなかった
BONちゃんだって、ぺろっと表面のテカリを舐っただけであっちへ行ってしまうし、やっぱりお芋は、里芋の煮たのがいいね ( とくに八頭のお芋 ! )
あと、マックポテトもいいね


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錦のミルク
DATE:May 24, 2010 8:21 PM
〇五月
二十四日
錦 Monday


大きくておいしい栗を求めて錦へ向かったら、牡蠣がおいしそうだったので栗はやめて牡蠣にしました。
しかもこの牡蠣屋さん、五席ほどのカウンターが用意されてあって、買った牡蠣をその場で喰べられるというファストフードスタイルで。レモンを垂らしてポン酢で生でも、網焼きにでも、ジュルッと啜ってサクッと出る。みたいな、男くささが気に入りました



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画狂春人:インソムニア
DATE:May 24, 2010 3:31 AM
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二十三日
京都 SUNDY 雨








枕がかわっても、隣が代わっても、しっかり睡眠するタチなのですが、どうもおかしく最近は、神経がぴかぴかに尖っており、形而上のものを刺す手応えが形而下の作品ファイルにずっしり上書きされるまでは眠れないというか、眠らないというか、
つまり不眠がちなのです。
まあ眠くなったら眠るので眠くなるまで眠らなくていいんじゃないんでしょうか
そんなわけで今日も
お腹がすいた不寝の夕方、雨あしが緩んだのを見計らって錦へ向かいました。
錦には、大きくておいしい栗を売ってるお店があって、そこを目指したのですが
途中、寺町へ寄り
不眠のお供に面白そうな書も調達しようと、古書店へ入りました。
偶然入ったのが ' 大書堂 ' という古書店だったですが、店内にずらりと丁寧に並べてある浮世絵や錦絵や彫り物の書物がさらにわたしの神経を尖らすお手伝いをしてくれて、神経のぴかぴかがぎらぎらに成りました
中でも浮世絵です。
その中でも春画です
春画は、情交を描いた、とくに女性器を細やかに大きく描きながら躍動する肉体同士を静止する緊張感で描いたもので、
辛うじて浮世絵=北斎くらいは識っていましたが、歌川派や、歌麿の描く春画のその違いなど、連続で目撃すれば重く静かなクラシックとしてしんしんと心に沁みるバルセロナで、高揚まぬがれないわけなのです。当然の霊長類としてそうなるのです
わたしはセックスの最中より、セックスの最中なにを想っていたか、どうだったのかをのちに思い返すほうがセックスである女なので、こういう画を目撃するということは時代をこえた静かなセックスであり、ひとごとではない最中なのです
勿論、美人画図も美しく書には埋め込まれて在り、不眠中の今日のわたしには歌麿がいちばん気分でした ( 下画は歌麿作 )
ただ、書はどれも高価なものだったので、結局手ぶらで帰ってきましたが ( 気分ではなくなって栗も買わず ) 、まなこに焼かれた残画の記憶だけが烈しく、形而上に巻きつき今夜も眠らずに、またさまざまを思うのです
殊に、芸術家を取り巻く女たちについてさまざまを思うのです
自らを「 画狂老人」と呼んだ北斎の好色を、ピカソが敬愛して、そのピカソは愛した女を次々に作品に埋め、結果的に富を得、描かれた女は泣くか叫ぶか去るか、または腐るかした、という話は有名だけれど、そういう男の身勝手に馴らされた女の折り合いについて、本気で同情しつつ苛つくのです。眠るのを忘れて急に苛つくのです
和合を望む愛し方を選んだなら、最後まで腐るなよ女
男も女で変わるもの。

ああ
なんだか
栗もないしね、
まだ眠れそうにないし、
わたしはもう少し起きております



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檸檬いろ
DATE:May 14, 2010 11:21 AM
〇五月十四日
Friday

いい朝です。
おはようございます
日本じゅうどこを探しても、檸檬いろの朝陽が昇るのは、この建物内から見上げる空にしかないように思います
さよなら建物。また来ます

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静かに贅沢
DATE:May 14, 2010 4:04 AM
〇五月十三日
THURSDAY

昼、京都の家屋をひと月借りる契約を不動産屋と交わし、入居は二日後からなので、大阪の生家に戻る気力も失せてしまっているし、今夜は旅館に泊まることにしました。
京都在住の売れない漫画家R ( ' 売れない ' は、本人談だから!) の紹介で、この旅館に来たわけだけれども、意外。もんすごいステキで、あの売れない漫画家R ( ' 売れない ' は、本人談だから!) の底力を感ずるセンスのよさ、
一人では持て余しちゃう程。
なにがステキかと、この建築物を覆う色音がもう岡本かのこで、さっき大広間で簡単な夜食を出してもらったんだけど ( 下の写真が大広間とお庭 ) 、わたし以外誰もいなかったせいか、ステキなかのこ色が全体としてダイレクトに眼球へ喰いこんで来、何というか、建物が生きているように熟れ、豊かな自然運動がこの建物内の随所で行われているといった按配。
 ' 中 ' というより' 内 ' というのが中継としては正しく、わたしを今よりももっと好色な生き物にしてくれそうな蒸れ場であり、深い生命力を感じます。
とにかく、もう眠りたい眠い
あ、そう、二日後から借りる物件は家主さんの配慮で犬も連れていけるってことで、だからBONちゃんと女ふたり
たのしみ
とにかく今夜は、
おやすみなさい

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隠遁場
DATE:May 12, 2010 1:22 AM
〇五月十一日 
火曜日
 
世捨て人のつもりは毛頭ないけれど、京都で住まう事にしました。
といっても、ひと月程の予定で、わたしたった一人の、悪い男もいけない女もいない、真砂のようにのっぺらぼうなわたし一人の、そういうオフホワイトな暮らしを京都で現実に叶えたいので、そうする事に決めました。それでさっそく、知り合いの不動産会社にいくつかめぼしい物件を送ってもらいました。
下に貼った間取り図は、その中でもアトリエ付きだとかいって、ロケーションも東山で好ましく ( 田辺聖子さんの全集・小倉百人一首と、小野篁と紫式部への関心を全うするにはこの辺りがベスト )  、週貸しから可能だそうだし、賃料も可愛らしい。だからもう、この物件に決めようかと今しがた不動産会社の担当のひとに電話をしたところです。
とにかくもっと京都の感じをちゃんと視たいし ( とくに魔界界隈 ) 、五月から知り合いの小さな文芸誌で少しだけ文面のお手伝いをすることになり、なのでとにかく通信手段のパソコンがあればどこにいたって色々、書もタバコもラッパーのもやれるので、京錦にて気分のセンタクなのです。気分のセンタクなのです。二回いいます。強める為に。あ勿論、書いた文芸誌で気に入った編集号が出ればこのブログでも紹介しますね
まだ一行も書いてないけど。
とにかく
下に貼ったYouTubeの場所にも、行ってみようと献立しています
京都魔界です





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長谷川等伯
DATE:May 10, 2010 2:46 AM
〇五月〇九日 SUNDAY
薫風


「 描かずにあらわす 」重文・物涅槃図の部屋に踏みこんだら一発で、心臓をおおっていた桃色の袋が破けました。

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誉:パーセンテージ 100
DATE:May 9, 2010 4:41 AM
〇五月〇八日 SATURDAY


テイクアウトしようと入ったモスバーガーで、レジに立つ然程好みでもない店員の男の子とレジ横のレストルームで情交を結ぶという妄想をいだいたのが水曜のこと
それはその男の子が実際わたしの注文したテリヤキチキンバーガーをラッピングし、手提げの紙袋に収めてシートに座る実際のわたしへと運んでくるまでの時間内、一切中断されずにわたし内で妄想され続けた情交で、妄想の中での彼は恍惚にわたしを揺さぶりながら、Mのロゴが刺繍された緑色のベレー帽がズレるのをしきりに気にしていた。
けれども実際の彼はというと、お待たせしました。とバーガーの入った紙袋をわたしに手渡し作り笑んでみせるだけで、緑色のベレー帽の両サイドにはピンが留めてあった
その夜、妄想ではない現実で触れあえる異性の生身と居たが、発情はおろか、煩わしさまでもを感覚し、わたしはその生身を置いてあっさりと家へ帰った。
そして翌木曜の朝、ヨーガで犬のポーズを構えたあたりでようやく薄ら罪の意識が芽生え、また自らの女性ホルモンの分泌スタイルがノイローゼ気味だという重大な不備にも容疑をかけはじめ、
今晩は
嶋野百恵 a.k.a 内緒のノイローゼです。
ですからして
こんなノイローザーな凹の洗浄には正統端麗な凸が入用であり、それもあっていま京都を訪れています
あと一日で展示を終えてしまう京都国立博物館での、長谷川等伯展覧会をぜったいに見逃したくなくて滑りこみで京に入りました。
このわたしのノイローゼを潔白にする為の第一ステップには、長谷川等伯ぐらい絶対的な美がなくては歯が立たぬし、等伯のファンであるし、こんな内容のわたしに作品を一方的に視られて等伯は迷惑ですか、いや本望ではないのか違うか等伯
美しい原因の動機は、いつだって汚ではないのか違うか世界
明日わたしは生眼でその誉望を視にいきます


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